スマートフォンの普及により、家電の操作もスマホ一つでできる時代になりました。そんな中、SwitchBotから登場したのが、新しいスマートリモコン「ハブ2」です。これ1台で、自宅のあらゆる家電をスマホから一括管理。まさに、スマートホームの中枢機器と呼ぶにふさわしい製品と言えるでしょう。 今や、スマホで家電を操作することは珍しくありません。スマホアプリから、テレビやエアコン、照明などを個別に操作できる製品は数多く存在します。しかし、それらを一元管理できる製品となると、選択肢はぐっと限られてきます。 そんな中、SwitchBotのハブ2は、赤外線リモコンを集約し、スマホから一括操作できる点が大きな魅力。リビングに散らばるリモコンを1つにまとめられるので、スッキリとした空間を維持できるのも嬉しいポイントです。
SwitchBotハブ2の特長 - 4つの機能を1台に集約
SwitchBotハブ2の最大の特長は、「スマートリモコン」「温湿度計」「スマートボタン」「スマートハブ」の4つの機能を1台に集約している点です。 まず、スマートリモコンとして、テレビやエアコンなど、赤外線で操作する家電を一括管理。専用アプリから、それぞれの家電を個別に操作できるだけでなく、複数の家電を組み合わせたシーン設定も可能。例えば、「映画鑑賞モード」を設定しておけば、ワンタップでテレビをつけ、エアコンを快適な温度に設定し、照明を暗くする、なんていう使い方ができます。 また、本体には温度センサーと湿度センサーを内蔵。部屋の環境を常に把握し、データをアプリに蓄積できます。蓄積したデータは、csvファイルでエクスポートも可能。室内環境を分析し、最適な空調管理に役立てられるでしょう。 さらに、本体正面には、プログラマブルなボタンを2つ搭載。それぞれのボタンに、好みのアクションを割り当てることができます。例えば、「おはよう」ボタンを設定しておけば、目覚めと同時に照明をつけ、エアコンを起動する、なんていう使い方も。自分なりのカスタマイズが可能な点は、大きな魅力と言えます。 そして、SwitchBotのデバイス同士を連携させるハブとしての機能も備えています。例えば、SwitchBotの人感センサーと連携させれば、人の presence を検知して、自動で照明をつけたり、エアコンを動作させたり。SwitchBotのエコシステムを最大限に生かせる、まさに中枢機器と呼ぶにふさわしい製品なのです。
幅広い家電に対応 - 豊富な赤外線データベースを内蔵
スマートリモコンとして使うためには、それぞれの家電のリモコンデータが必要不可欠。その点、SwitchBotハブ2は、4877社、21363種、83934個もの赤外線リモコンのデータを内蔵しているので、幅広い家電に対応可能です。 しかも、メーカー名や型番を調べる必要はありません。リモコンのボタンを押すだけで、簡単に家電を登録できるんです。新発売の最新家電から、10年以上前の旧型モデルまで、あらゆる家電のリモコンを、このハブ2 1台に集約。まさに、究極のスマートリモコンと言っても過言ではありません。 もちろん、対応していない機器もあるかもしれません。しかし、ユーザーのフィードバックに基づいて、データベースは随時更新されていくはず。今後も、対応機器は増え続けることでしょう。
エアコンの状態も把握 - 日本初のAC赤外線コード対応
SwitchBotハブ2が特にこだわったのが、エアコンへの対応です。なんと、日本で初めて、エアコンの赤外線コードに対応したスマートリモコンなんだとか。 これにより、外出先からスマホで自宅のエアコンの状態を確認し、オン・オフを操作できるようになりました。まるで、自宅にいるかのようにエアコンを操作できるわけです。 これは、一人暮らしの高齢者の見守りや、ペットを飼っている家庭にとって、特に嬉しい機能。お年寄りの部屋の温度を遠隔から管理したり、留守中のペットのために快適な室温を保ったり。そんな使い方ができるようになるのです。 しかも、万が一Wi-Fiが切れても、スマホのBluetooth経由でエアコンを操作可能。つまり、ネットワーク環境に左右されず、いつでもエアコンをコントロールできるのです。
正確な室内環境の把握 - 付属センサーによる高精度測定
快適な室内環境を維持するには、温度や湿度を正確に把握することが重要。その点、SwitchBotハブ2なら、付属のケーブルに内蔵された温度・湿度センサーにより、高い精度で室内環境を測定できます。 本体内蔵型のセンサーだと、デバイス自体の発熱の影響を受けてしまいがち。しかし、外付けのセンサーなら、そうした影響を受けにくいんです。だから、より正確なデータを取得できるわけですね。 取得したデータは、アプリ上でリアルタイムに確認できるだけでなく、csvファイルとしてエクスポートも可能。蓄積したデータを分析すれば、室内環境の変化を時系列で追うことができます。それを元に、エアコンの設定を最適化していく。そんな使い方もできるはずです。 さらに、光センサーを搭載していることも見逃せません。明るさに応じて、照明の明るさを自動調整。室内の快適さを、照明の面からもサポートしてくれるのです。
音声操作にも対応 - スマートスピーカーとの連携で、よりスマートに
せっかくスマホで家電を操作できるようになっても、いちいちアプリを開くのは面倒…。そんな時に便利なのが、音声操作です。 SwitchBotハブ2は、Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーとの連携に対応。つまり、「アレクサ、エアコンつけて」と話しかけるだけで、家電を操作できるようになるんです。 もちろん、「アレクサ、おやすみモードにして」といったシーン操作も可能。就寝前の一言で、照明を消し、エアコンを切り、テレビをオフ…。そんな使い方ができるようになります。まさに、究極のスマート家電管理と言えるでしょう。 さらに、SwitchBotハブ2は、新しいスマートホームの標準規格「Matter」にも対応予定。これにより、他メーカーのスマートデバイスとのシームレスな連携が期待できます。 例えば、ドアの開閉センサーと連携させて、帰宅時に自動で照明をつけたり、エアコンを起動させたり。そんな自動化も、もっと簡単になるはず。スマートホームの可能性が、さらに広がっていくことでしょう。
Amazonレビューでも高評価 - ユーザーの満足度の高さが伺える
SwitchBotハブ2は、Amazonでも高い評価を得ています。レビューを見ると、「赤外線の範囲が思ったより広い」「一体化で使いやすい」など、使い勝手の良さを評価する声が目立ちました。 中には、「赤ちゃんとの生活にも便利」といった、ちょっと意外な活用法も。赤ちゃんを寝かしつけた後、部屋を出る際に、リモコンを探す手間が省けるそうです。確かに、そんなシーンでも役立ちそうですね。 もちろん、「思ったほど便利にならなかった」という辛口のレビューもありました。やはり、自分のライフスタイルに合うかどうかは、人それぞれ。導入前に、しっかりと検討する必要がありそうです。 ただ、総合的に見れば、多くのユーザーから支持されていることは間違いありません。その満足度の高さは、SwitchBotハブ2の実力を物語っていると言えるでしょう。
まとめ
今や、スマホで家電を操作することは当たり前の時代。でも、リモコンアプリが家電ごとに分かれていては、結局便利とは言えません。 そんな中、SwitchBotハブ2は、赤外線リモコンを一元管理し、スマホから一括操作を可能にしました。テレビもエアコンも照明も、このハブ1台でコントロール。まさに、スマートホームの中枢機器と呼ぶにふさわしい製品です。 4つの機能を1台に集約し、幅広い家電に対応。日本初のエアコン赤外線コード対応や、正確な室内環境の把握など、細部にまでこだわりが感じられます。Amazon レビューでの高評価が、その実力を裏付けていると言えるでしょう。 もちろん、万能ではありません。対応していない機器もあるかもしれませんし、使いこなすには多少の学習も必要です。 それでも、スマホで家電を一括管理したい。そんな思いをお持ちなら、SwitchBotハブ2は間違いなく有力な選択肢の1つ。ぜひ一度、その便利さを体験してみてはいかがでしょうか。きっと、スマートホームのある暮らしが、もっと身近に感じられるはずです。
